欠損歯の治療
欠損歯治療の選択肢
当院では、虫歯や歯周病、破折、事故などによって歯を失ってしまった方の治療法として、「入れ歯」、「ブリッジ」、「インプラント」があります。
入れ歯(総入れ歯・部分入れ歯)
入れ歯は、高齢の方をはじめとして多くの方が選んでおられます。
審美性だけでなく機能面を意識して作るようにしています。
ブリッジ
欠損した歯の両隣の歯を使って補います。
取り外しの必要なく違和感も少ないですが、健康な歯を削らなければならないというデメリットがあります。
インプラント
天然歯に限りなく近い人工歯根を入れることで、失った歯を補います。
治療期間が長いことや費用が高額になることがデメリットですが、末長く自分の歯に近い状態で食事を楽しむことができます。
入れ歯・ブリッジ・インプラントの違い
歯を失ってしまった方の治療には、次のような違いがあります。
入れ歯 | ブリッジ | インプラント | |
---|---|---|---|
審美製 | △ | △ | ○ |
機能性 | △ | ○ | ○ |
寿命 | 7〜8年 | 7〜8年 | 15~20年以上 |
他の骨への影響 | △ | △ | ○ |
顎の歯への影響 | △ | △ | ○ |
治療部の違和感 | △ | ○ | ○ |
保険適用 | 適用 | 適用 | 適用外 |
治療期間 | 短期間 | 短期間 | 6〜24週間 |
治療条件 | 特になし | 支える歯が必要 | 持病等は注意 |
インプラントオーバーデンチャーについて
当院では、義歯の一つとして「インプラントオーバーデンチャー」による治療も提供しています。
「インプラントオーバーデンチャー」は、2〜4本のインプラントを埋め込んで土台を作り、入れ歯とインプラントを連結することで固定させる治療法であり、総入れ歯だけでなく部分入れ歯でも活用できるため、一般的な入れ歯で起こりがちな問題を解決できます。
基本的には自費診療となりますので、ご興味のある方はご相談ください。
歯が折れた・欠けた…早めに受診を
口腔外科では、歯が折れたり、欠けてしまった方がお越しになることがあります。
そういった場合には、次のことに気を付けていただくようお願い致します。
歯が折れてしまった時の応急処置について
転倒や事故など、様々な要因で歯が折れてしまうことがあります。
特に永久歯が折れてしまうと対処を間違えれば取り返しのつかないことになってしまいます。
そのため、折れた歯は発見したら乾燥させずに歯科医院までお持ちください。
放置や様子見は厳禁
口や顔への外傷は、放置せずにすぐに受診しましょう。
事前にご連絡いただければ、その日のうちに確実に治療させていただきます。
治療等が遅れてしまうと取り返しのつかない事になる可能性がありますので、どんな些細なことでもすぐにお越しください。