虫歯の原因はプラークです。プラーク内の細菌（ミュータンス菌など）が酸を生成し、その酸によって歯が溶けてしまう状態が虫歯です。
細菌は糖分をエネルギー源とするため、甘いものを摂ることは虫歯のリスクを高める要因の一つです。

さらに、糖分の摂取以外にも、歯磨きの方法や唾液量の減少など、細菌の活動や増殖を促進する要因が複数あります。
効果的な虫歯予防のためには、これらのリスクに対する総合的な対策が求められます。

虫歯治療の後には、「コンポジットレジン」などを活用した修復を行います。
その際、マイクロスコープ等を使用して肉眼では見えないところも隈なく修復することで、無駄なく確実に治療を行うことができます。
修復の見落とし部分から虫歯等が再発するリスクを軽減できるため、多くの方から好評をいただいています。

コンポジットレジンとは？

コンポジットレジンは、ベースレジンとフィラー（粉末）を主成分とするプラスチック素材です。
充填器に材料が入っていて、専用の光照射器で特定の波長の光を当てることで硬化するタイプや、粉と液を混ぜ合わせて硬化するタイプがあります。
使用用途としては、詰め物・被せ物で多く使用されており、入れ歯や小児矯正装置などでも使用されています。