それは、歯が痛くなった、黒くなっている、冷たいものや甘いものがしみる…などの自覚症状が出るからです。
いつもと違う痛みや不快感があるからこそ、何かおかしいと感じて治療に行くことができるのです。
しかし、歯周病はそうもいきません。
「こういうことがあるから歯周病になっている!」と思って歯科医院に通う方は、そう多くありません。
それは、歯周病に痛みを伴う症状が少ないこともありますし、患者様自身が歯周病の症状をあまりご存じないからという理由もあるでしょう。
今回は「こんな症状があったら歯周病かも」といういくつかのポイントを集めてみました。
お口の中に不快な症状が現れたら注意しましょう
まず知っておいていただきたいのが、歯周病の初期症状に痛みを伴うものは無いということです。
虫歯も、痛みが出る頃には少々進行している状況ですが、歯周病で痛みが出た場合「少々進行」などと言っている場合ではありません。
歯周病のセルフチェックで患者様にまず気づいていただきたい変化は、お口の中の不快な症状です。
朝起きた時にお口の中がネバネバしていることがある、歯磨きをしていても口臭が気になるなど、ほんの些細な不快感が実は歯周病の始まりのサインだった、というケースはとても多いのです。
歯茎からの出血や腫れも歯周病のサインかもしれません
患者様に一番分かりやすい歯周病のサインは、出血です。
歯を磨いたときに歯茎から出血があったときは、痛くなくても一度歯科医院で歯周病の検査を受けることをおススメします。
また、けがをしているわけでもないのに頻繁に歯茎が腫れたりブヨブヨと膿んだようになっていたりするのも歯周病の症状です。
これらの症状によって虫歯のような強い痛みが出ることは無いかもしれません。
しかし、確実にお口の中に変化が表れていることは間違いありません。
ぜひ早い段階でお口の検査を行い、対処方法について相談されてみてください。
「噛むと痛い」?それは、虫歯とは限りません!
噛んだときに痛いと、多くの方は虫歯になってしまったと思うでしょう。
しかし、患者様の中には歯周病によって噛むと痛みが出るという方もいらっしゃいます。
固いものを噛んだときに歯が動いた気がする、食事の際に歯が浮いたような感じがする、歯にものが詰まりやすくなった、という方も少なくありません。
痛みやグラつきは、歯周病が進行しているサインかもしれません。
「虫歯だ」と決めつけずに、まずは歯科医院でお口全体のチェックをしてみましょう。
口腔環境は良好ですか?歯石や歯垢がないかをチェック!
もし、普段より汚れがついていると思ったら、一度歯科医院で相談することをおすすめします。
どんなに丁寧にブラッシングをしても、歯石は少しずつ蓄積しています。
歯石や歯垢は、歯周病の原因となる細菌の住処です。
「歯磨きをしても落とせない汚れがある」という場合は、歯周病の始まりだと思って早めにクリーニングを受けるようにしましょう。
気になる症状があってもなくても、ぜひチェックを受けましょう
歯周病は、早期発見・早期治療が進行を抑える最大のポイントです。
そのためには、小さな変化に気づき、いち早く対処を行っていくことが欠かせません。
歯周病は、眠れないほど歯が痛くなるなど強い症状が出るケースはほとんどありませんが、お口とじっくり向き合ってみると、些細な違和感に気づくことができると思います。
また、見た目には変化が無いように思えても少しずつ歯垢が溜まっていたり、歯周病の気配があったりすることも考えられます。
健康であっても、むしろ健康だからこそ、その状態を維持するための定期検診をぜひご利用くださいませ。
医院情報
「確かな技術と豊富な知識で、皆様のお悩みを解決いたします―――」
医療法人木村歯科は、開業以来多くの方のお口の健康を支えてまいりました。
患者様のお口の状況に合わせた歯周病治療をはじめ、さまざまな症例に対応いたします。
当クリニックは、福岡市営地下鉄天神駅・天神南駅から徒歩4分。
福岡市内の歯科医院をお探しの皆様、ぜひ『医療法人木村歯科』へご相談くださいませ。
◆クリニック名
医療法人木村歯科
◆所在地
〒810-0001
福岡市中央区天神1-6-8 天神ツインビル5F
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